洗足学園音楽大学は、東日本大震災直後の2011年4月に被災地支援推進チームを立ち上げ、教職員及び学生によるボランティア活動を通じて、一丸となって被災地支援活動に取り組んできました。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予定していました「被災地支援チャリティーコンサートvol.8」(2020年11月東京エレクトロンホール宮城[宮城県仙台市])、「希望と絆チャリティーコンサートvol.9」(2021年3月洗足学園前田ホール)はやむなく中止となりました。
このような状況の中で、多くの学生が“この被災地支援学生ボランティアだからこそできる支援はないか”と思案し、中止となったコンサートに代わる「リモート被災地支援演奏会」が完成しました。アンサンブルをすることが難しい今、それぞれが離れた場所から“音楽で笑顔を届けよう”という想いを胸に演奏しました。楽曲は、本学の卒業生で国内外でご活躍されている平原綾香さんの『Jupiter』、その元となったホルスト作曲の『組曲「惑星」より~木星~』の2曲を、学生自らが編曲した60名の大編成によるアンサンブルです。
こちらの動画は大学公式YouTubeで本日1月15日より公開いたします。
企画者/髙山 まりさん(バレエコース4年)
被災地支援ボランティアで培った絆を通して、コロナ禍で今私たちができる音楽をお届けします。『Jupiter』の歌詞にあるように、この状況だからこそ”ひとりじゃない”ことを感じてもらえたら嬉しいです。
【企画・運営】髙山 まり(バレエコース4年 ) / 星野 亜美(音楽音響デザインコース4年)
【演奏】被災地支援学生ボランティア有志
【編曲】小林 真悠(音楽音響デザインコース 院2年)
【動画編集】尾曲 凱(卒業生)
■お問い合わせ■
社会連携・社会貢献委員会事務局 charity@senzoku.ac.jp