1回50分、年30回の実技レッスンでは、正しい身体の使い方から、確固たる基礎力に支えられた高度な演奏技術の習得まで、学生のレベルに応じて指導しています。学習成果は年2回の実技試験により評価されます。
ボディマッピングにより身体の意識のボイントを体感し、様々な状況下で演奏できる身体づくりを目指します。また、御木本メソッドの独自のトレーニングを通じて、ピアノを弾くために必要な手指や腕の機能を改善します。
歌曲伴奏法では、歌い手との協調性、歌詞の重要性、表現の多様性などを学びます。器楽伴奏法では、共演する楽器の特性を理解し、音色や音量のバランス感覚を養います。各授業でソロパートは演奏補助要員または教員が担当するため、実践的なアドバイスを得られます。
連弾、2台ピアノを題材とした演習形式の授業です。アンサンブルを通して、相手の音を聴く能力、幅広いピアノの音域の中で自分の役割を把握する能力を養い、ピアノの可能性や表現の多様性を経験することで、ソロにおける音楽表現の幅を広げます。
多種多様な楽器との室内楽を経験することにより、アンサンブルの基礎を学びます。それと同時に、古典から現代に至る幅広い室内楽曲の研究と、 他の楽器の特性を理解することで、個々の独立性と協調性の両方を養います。
二重奏等の実習を通して、相手の音を聴く耳を養い、広い音域の中での自分の立場や役割を把握する力を身につけ、表現の多様性を体験します。
クラシックのソルフェージュ、理論(楽典、和声)をベースに、ポピュラー音楽を表現する上で必要な知識を学びます。クラシック音楽との接点を大切にし、ピアノコースの学生ならではの音楽表現を目指し実践します。