この度はじめてミュージカルコースの2年生・4年生保護者を対象にペアレンツ・カミング・デイを開催いたしましたので報告いたします。
海外の大学では、在校生の保護者を対象に週末を利用して、学生が利用する学内施設の紹介や授業教室の見学等が一般的に行われております。本学では、まだこのような試みは行われておりませんでしたが、大切なご子女を預かる大学としては是非このような機会を設けたいと考えており、この度ようやく実現することができました。
平日の午後という忙しい時間にも関わらず多くの保護者が手を上げて頂き、56名の方に参加して頂くことが出来ました。見て頂いたのは7/19から始まる「Summer Musical Showcase Vol.14」のリハーサルです。
2・4年生全員が出演するこの「Showcase」は、様々なミュージカルの名曲の中から今回のテーマ(誕生から幼少期を経て大人になっていく成長の過程)に沿って選曲された全26曲のダンスパフォーマンス&ヴォーカルコンサートです。保護者の皆様には、会場の前田ホールでの立ち位置や出ハケの確認、大道具小道具の動線などの場当たりを見て頂いたことで、公演もなお一層楽しめる内容になったのではないでしょうか。
また、普段はあまり見られない演者・教員・スタッフの準備段階での本気の一面も垣間見ることが出来たのではないかと思います。
リハーサル見学の後はコース責任者の篠原教授による、普段学生が使用している施設の見学ツアーと、その後は教職員食堂「糸竹」で保護者と教員によるレセプションが行われました。
演出の副責任者であるtekkan先生による今回のShowcaseの見どころ解説では「人の成長」のキーワードを教えて頂き、また演出担当の教員としての想いも伝えて頂きました。保護者の方たちと歓談の場を設けてさせて頂いたことで、大学に求められていることを教えて頂き、今後の教育にさらに役立てるようにしたいと感じております。来て頂いた保護者の皆さま、また保護者を代表してご挨拶して頂いた方々には深く感謝を申し上げます。
普段より遅くまで練習して朝早くから授業に出ている学生をご支援頂き、ご多忙の中でも公演を観に来て頂いている保護者の皆さま無くして本学は成り立たないと存じます。今後とも引き続きご支援賜れるようコース一丸となって頑張ってまいります。