洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学の2022年度入学式が4月1日(金)、前田ホールにて挙行されました。
2022年度入学式:
【日程】2022年4月1日(金)
【会場】前田ホール
【開式】午前10時
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として学内への入構は新入生のみとさせていただき、ご家族、関係者の皆様にはライブ配信でご覧いただきました。また、入学式の挙行に際しては、検温、換気、消毒、座席管理といった新型コロナウイルス感染予防対策を万全に行い、国歌、校歌も舞台上の合唱団のみの斉唱としました。
新入生は、パイプオルガンの荘厳な響きの中で前田ホールに入場しました。
また、開式前に各コースの映像が舞台上の大型スクリーンに上映されました。
入学式は、開式ファンファーレに続き、開式のことばで開始され、合唱団により君が代が斉唱された後、新入生の入学者数が報告されました。
続いて、洗足学園音楽大学の万代晋也学長が式辞を述べられました。
学生生活を始めるにあたり、心にとめておいて欲しいこととして、好きなものがあることの幸せ、音楽の素晴らしさ、協働の体験を大切にという3つについて述べられました。本学の教育方針の自由な選択、主体的な学び、協働そして演奏本番の重視の3つについても紹介されました。建学の精神と洗足学園の創設者である前田若尾先生の「理想高遠、実行卑近」の建学の精神を実践するための標語を紹介された後、まずは挨拶から始めましょうと提案されました。そして、皆さんのこれからの成長に期待していますという言葉で式辞を締めくくられました。
次に、敬虔なクリスチャンであった創設者前田若尾先生とゆかりの深い霊南坂教会の主任牧師である後宮敬爾先生から、「洗足学園」の名前の由来についての講話をしていただきました。前田若尾先生が関東大震災の後、震災での経験を基に学校を創ることを決意されました。十字架につく前の晩にイエスキリストが弟子たちの足を洗い、「互いに足を洗い合いなさい」と言われた言葉を前田若尾先生が学校を創るときに心から思い浮かべられ「洗足」という学園の名前にされたことを紹介されました。
そして、学びの中でたくさんの人と出会っていただき、素晴らしい人と出会っていただき、互いに助け合いながら、仲間と協力しながら良き素晴らしい学生生活をお送りくださいと述べられました。
続いて、電子オルガンコース4年生の内海 菜々美さんが学生代表として歓迎の言葉を述べました。自分を信じることの大切さ、洗足学園音楽大学では世界で活躍されている先生方や充実した設備で授業やレッスンが受けられることなど恵まれた環境があること、音楽を心から楽しむ気持ちの大切さ、そして、本学では演奏を披露できる自分への挑戦の場が多くありますので感動を与え舞台に立つことの幸せを大学生活の中で経験してくださいという言葉で締めくくられました。
合唱団により校歌が斉唱された後、閉式のことば、閉式ファンファーレで式典は終了しました。
式典終了後、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授の秋山和慶先生指揮、洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団による「メサイア」より ハレルヤ・コーラスと「威風堂々」の祝賀演奏が行われました。
祝賀演奏
G.F.ヘンデル / 「メサイア」より ハレルヤ・コーラス
E.エルガー / 行進曲「威風堂々」作品39 第1番 ニ長調
新入生も映像と共にマエストロ秋山先生指揮による洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団の歓迎演奏に感動し、今日から始まった学園生活に期待を膨らませていました。祝賀演奏終了後、会場を移動しオリエンテーションを行いました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
皆さんが洗足学園の教育理念、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、充実した学生生活を送られることを教職員一同応援しています。