洗足の音楽教育コースには「教育学部」+「音楽学部」という利点が多くあります。
授業は必修科目が少なく設定されているため、自分の意志で時間割を組み立てることが可能です。
「どんな先生になりたいか」によって学び方を自分で決めることができるのが、最大の魅力です!
2年次には「身体表現演習 」という授業で、 前期にフラメンコ、後期にコンテンポラリーダンスを学ぶことができます。ミュージ カルやバレエなど踊りを学んでいる学生と一緒に踊るため、身体の使い方や表現力を高めることができます。その他にも日本の伝統芸能である「能」を実際に謡ったり舞ったりすることで、教員として必要な力や経験を実践的に得ることができます。音楽教育コースの先生方のご指導・ご支援のおかげで、静岡県教員採用試験に合格することができました。音楽教育コースでは、様々な分野において体験的に学ぶことができ、それらの経験は教員になる上でとても大切なことだと思います。この4年間で学んだことを生かし、4月から教員として頑張っていきたいと思います。
4年間かけて履修し段階的に学んでいくこの講座は、音楽教育コースのカリキュラムにおいて要となる授業です。Ⅰでは、音楽の基本的な指導法と音楽全般についての教養を学び、音楽教育という分野に求められる総合力の基盤を育成していきます(担当教員:佐藤昌弘)。Ⅱでは主に、日本の音楽教育の現代的課題、西洋と日本の音楽教育の歴史と手法を研究します(担当教員:牛頭真也、金井公美子)。Ⅲでは、前期にアウトリーチの教育活動を演習として行い、実践を通して音楽教育の現在を考察していきます。後期は、これまでの講義・演習により得た知識・知見に基づき、受講生各自の研究テーマを焦点化していきます(担当教員:金井公美子、木下晶子)。Ⅳでは、音楽教育に関する各自の研究テーマを探究、明文化して卒業論文を作成し、選抜された優秀卒業論文は発表を行います(担当教員:佐藤昌弘、金井公美子、駒﨑達也)。
担当教員
佐藤昌弘 金井公美子 牛頭真也
木下晶子 駒﨑達也
学校教育において音楽を生徒たちに学ばせる目的の一つに、音楽がどのように私たちの生活に密着し、現代の社会、私たちが生活しているそれぞれの地域につながって生かされているかを知ることにあります。その専門分野とは、芸術・文化を通して、人と人、人と社会を結び広めていく活動である「アートマネジメント」に他なりません。芸術・文化を媒介に人と社会を結び広めていくこのアートマネジメントについて、音楽に特化した領域を研究、実践することが本科目の主題です。そしてこの授業での学びから、音楽を通じて文化を普及し、社会貢献することのノウハウを、音楽教育の分野に反映させることが科目の到達目標となります。前期では、アートマネジメントの歴史と基礎知識を、音楽分野におけるトピックを中心に学び、後期では、公演、イヴェントを企画立案、制作運営するための基本的な知識と能力を、授業を通して身につけます。
担当教員
伊志嶺 絵里子
学校教育において、合唱活動はその大半を占めます。音楽の授業にとどまらず、学内外のイベントやコンクールにもおよんで多岐にわたります。その指導において大きな支えとなるものは、多くの合唱曲に触れ、多くの合唱体験を重ねた経験に他なりません。この授業では、合唱の実習と連動して、将来、合唱の指導の際に必要となる、指揮法も含めた基本的な合唱指導法を、実践を通して身に付けることを主眼としています。教育現場で演奏される頻度の高い曲を多く学び、将来の指導に有効に活用できるように、豊かな表現力に富んだ合唱実習を実践していきます。基本的発声、美しいハーモニーづくり、響きのバランスのとりかたについて扱うことはもちろんのこと、音程、声質、変声期の指導についてもとりあげていきます。
担当教員
田中良一
この授業では、音楽教育の分野で極めて重要な役割を担う器楽合奏について、一から考察し、学習をしていきながら演習を進めていきます。実際の教育の現場では、十分に楽器が揃っていなかったり、生徒たちの演奏能力がまちまちであったり、編成に見合った編曲譜がなかったりすることが実にしばしばです。しかし、そのような環境においても、実り豊かな楽しい合奏が求められる昨今ですので、このような現場での多様なニーズに応えられる技能と経験を積み、さらには器楽合奏の教材の開発へとつなげることを目標とします。
担当教員・教材作編曲
佐藤昌弘
この授業では、おもにクラシック音楽の古典派やロマン派の作品から、音楽形式、和声進行、旋律書法、伴奏書法などの作曲法、編曲法を学びます。それらをもとに旋律や伴奏、対旋律などを実際に作り、学校教育の現場で必要とされる以下のような作曲と編曲の知識と技能を身に付けることを目標としています。
担当教員
佐藤昌弘
●基礎的な音楽形式
(一部、二部、三部、複合二部、複合三部形式)の分析と実作
●大形式(ロンド形式、ソナタ形式、変奏曲形式)の分析
●楽譜浄書の基本
●コード進行法の基礎
●ピアノ書法の基礎と応用
●対旋律書法の基礎
●リコーダー合奏の編作
●二部合唱、混声合唱の編作
●歌曲の作曲 ●二重奏曲の作曲
近年、学校教育や地域の文化創造の現場において、日本の伝統音楽が重視されてきています。本授業はそれに対応できる知識と技能を身に付け、古くからの日本固有の芸能文化について理解を深めることを目標としています。
「謡曲」担当教員
鵜澤 光
「箏」担当教員
野澤佐保子 吉原佐知子
「民謡」担当教員
柿崎竹美
「笛」担当教員
石高万紀子
代表的教育楽器であるリコーダーの奏法とアンサンブルの基礎を学び、かつ音楽教育の分野での新しい編成形態、レパートリー開拓の可能性も追究していきます。
担当教員
高橋明日香