主なカリキュラム

授業ピックアップ

浄書と音源の制作

担当教員 清水 昭夫

~自らの作品を残すこと、そして伝えること~
そのためには楽譜を作るための豊富な知識と技術が必要です。作曲コースは楽譜を制作するテクニックを重視していますが、「浄書と音源の制作」では記譜のための詳細なルールの修得をはじめとして、高度な作品をコンピュータを使用して浄書する力を育成します。加えて、作成した浄書データをもとに音源を制作する技術を学び、総合的な音楽制作技術の修得へつなげていきます。


管弦楽法

担当教員 台信 遼

~スコアから想像し、想像をスコアにする~
オーケストラの壮大な、あるいは魔法のように美しい響き。 それらを実現するのは、 各楽器の特性や役割を理解し、適切に組み合わせるスコアリングの技術です。この授業では古今の管弦楽曲のスコアを丁寧に分析することで、オーケストラの多様な書法とその音響に関する知識を習得します。また、さまざまな観点から行う管弦楽法の実習をとおして、想像する音楽を スコアに書き記す技術を身につけていきます。


20世紀の作曲技法

担当教員 桑原 ゆう

〜独自の音楽語法を求め、先駆者の技法を「まねぶ」〜
音列技法、偶然性、ミニマリズムなど、20世紀に生まれた作曲技法を扱った作品の分析に加え、それらの技法を用いて創作し、実践的に学ぶ授業です。「学ぶ」という言葉は「真似る」と同じ語源で「まねぶ」とも言われました。自らの書法を発見するには、先駆者の技法を「盗む」段階にまで達する必要がありますが、まずは「まねぶ」ことで、一歩を踏み出しましょう。

授業紹介

年次別の履修科目例

  1年次 2年次 3年次 4年次
専門選択科目 歌曲作曲
研究Ⅰ
歌曲作曲
研究Ⅱ
合唱曲
作曲研究
音階研究 20世紀の
和声法研究
20世紀の
奏法研究
20世紀の
作曲技法Ⅰ
20世紀の
作曲技法Ⅱ
浄書と音源の制作 管弦楽概論 管弦楽法 楽曲分析
研究Ⅰ
楽曲分析
研究Ⅱ
音楽実技実習1
(30分)
音楽実技実習2
(30分)
音楽実技実習3
(30分)
音楽実技実習4
(30分)
必修科目 作曲技法研究
(50分)
作曲技法研究
(50分)
作曲技法研究
(50分)
作曲技法研究
(50分)
作曲理論研究
(50分)
作曲理論研究
(50分)
作曲理論研究
(50分)
作曲理論研究
(50分)
※作曲コースは一般的な副科実技(20分)より充実した器楽の指導を受けられるよう、音楽実技実習の名称で30分のレッスンを受講することができます。