洗足学園では、より豊かな音楽性を育むために、海外短期留学をはじめ海外での研修や演奏活動にも積極的に取り組んでいます。
異なる文化を肌で感じ、普段とは違う環境で学び、本物に触れる機会をもつことは、自らの音楽性をより一層高め、音楽表現の可能性をさらに広げます。
Berklee College of Music(米国 ボストン)/カトリック大学校(韓国 ソウル)/漢陽大学校(韓国 ソウル)/Royal Academy of Music(英国 ロンドン)/American Ballet Theatre JKO School(米国 ニューヨーク)/New York University(米国 ニューヨーク)/Pace University(米国 ニューヨーク)/The American Musical and Dramatic Academy(米国 ニューヨーク)/University of Maryland, Baltimore County(米国 ボルチモア)/Western Michigan University(米国 ミシガン)/Trinity Laban Conservatoire of Music and Dance(英国 ロンドン)/Malaya University(マレーシア クアラルンプール)/Mahidol University(タイ王国 バンコク)/Silpakorn University(タイ王国 バンコク)/中国音楽学院(中国 北京)/上海音楽学院(中国 上海)/西安音楽学院(中国 陝西)/星海音楽学院(中国 広州)/四川音楽学院(中国 四川)/武漢音楽学院(中国 武漢)/国立台南芸術大学(台湾 台南)
本学はボストンのBerklee音楽大学のGlobal Partnerになっており、毎年Berklee講師によるワークショップを開催しています。
ライブにおけるDAWソフトの使い方から、ジャズハーモニー、中東のヴォーカルの講義など、Berklee講師ならではの多彩なトピックのワークショップが行われ、学生に新しい音楽の風が届けられます。
【学生の感想】今回のワークショップを受け、私は1つ大きなことを学びました。それは「音楽は理論だけでなく常に自分が今感じているものを出すことが大事」ということです。 今回3つのセクションに分かれて講義があり、DAWソフトの音の結晶化では、曲のコンセプトを決め、どんなイメージなのかを明確にしてから色々な音作りに入るという話、ハーモニーでは、メロディというものには安定と緊張の2つがあるという話でした。どの講義でも共通していたことは、「自分がその音楽に対してどんなイメージがあるのかを常に考え表現する」ということで、自分の感情、表現したいことを先に考え、その上に理論をのせる、それによって奥深さのある音楽が作られるのだと学ぶことができました。
ミュージカルコース短期留学
ロンドン(40名)
ミュージカルコースでは、毎年交互にロンドンとニューヨークを訪れています。
2019年のロンドン研修では、「レ・ミゼラブル」や「アラジン」などのミュージカルを観劇しました。そして、パイナップル・スタジオでのバレエ・ダンスレッスン、アン・マリー先生による発声法や呼吸法のレクチャー及び、ヴォイストレーニングなど、多彩なプログラムのレッスンを受けました。また、トリニティ・ラバン音楽院を表敬訪問し、ダンスの授業を受けさせていただくなど充実した1週間を過ごしました。
ダンスコース短期留学
ロンドン(20名)
ダンスの名門校トリニティ・ラバン音楽院ダンス学部で、コンテンポラリー、ヒップホップ、ダンス解剖学、クリエイティブなどのレッスンを受講。また学内イベント見学や交流会では現地の学生たちと交流を深めました。他にも世界遺産マリタイム・グリニッジ見学やミュージカル鑑賞など、多くの刺激と発見を得た研修旅行でした。
バレエコース短期留学
ニューヨーク(22名)
アメリカン・バレエ・シアター(ABT)附属ジャクリーヌ・ケネディ・オナシス・バレエスクールにて特別レッスンを受講しました。
ジャズコース短期留学
ニューヨーク(14名)
New York Universityにてレッスンとワークショップ。
Queens College訪問、New Schoolワークショップ。
声優アニメソングコース
台湾(18名)
台北市政府が後援し、5日間で約40万人を動員する国際的なコミック&アニメフェス「台北国際動漫節」に参加し、ステージでライブを披露しました。海外での日本アニメ熱を肌で感じることができる良い経験となりました。
また台湾で活躍中の声優事務所を訪問し、いろいろな話を聞きました。
音楽・音響デザインコース
ボストン(5名)
バークリー音楽大学のElectronic Production and Designコースとの交流プログラムに参加し、英語での作品プレゼンテーションやアナログシンセサイザーのワークショップなどを受講しました。
ミュージカルコース短期留学
ニューヨーク(39名)
2018年のニューヨーク研修では、2人のヴォイストレーナーによる公開レッスン、BDCでの様々な種類のダンスレッスン、ブロードウェイ現役俳優によるバックステージツアー、「スポンジ・ボブ」「ハミルトン」「アナスタシア」の観劇など、学生たちは精力的に学んでいました。
バレエコース短期留学
ニューヨーク(20名)
アメリカン・バレエ・シアター付属ジャクリーン・ケネディ・オナシススクールで約1週間の研修に参加しました。ABTの名花だったシンシア・ハーヴェイ新校長を始め、素晴らしい教授陣から指導を受け、学生達も真剣に学んでいました。3年目になり、ABTの先生方も洗足学園バレエコースの研修を楽しみにしてくださり暖かく迎えてくれます。ニューヨーク・シティ・バレエ団の公演も鑑賞し、楽しく貴重な体験となったようです。
ジャズコース短期留学
ニューヨーク(14名)
参加者14名と共にNew York University,NewSchool, Queens Collegeを訪問し、本場アメリカのジャズの教育の深さを学びました。中でもNew York Universityではジャズの巨人、ギターのJohn ScofieldとベースのSteve Swallownのインタビュー録音を見学、ワークショップにも参加しました。さらに数々のジャズ、ポップスの名作を生んだNYのスタジオ、Power Stationを訪問し、ジャズから現在のポップスに至るまでの様々なレコーディングの技術を学ぶこともでき、充実した旅になりました。
弦楽器コース短期留学
ベルリン(17名)
ドイツのベルリンにて行われたヴァイオリンマスタークラスでは本当に充実した10日間を過ごすことができました。大学からは17名が参加し、ベルリン芸術大学教授のレッスンはもちろん、受講生コンサートや室内オーケストラとの共演など、記憶に残る貴重な 体験をしました。現地のレッスンでは豊富なアイディアを持った先生方に分かりやすく丁寧に指導していただき、沢山の刺激を受け、ますますヴァイオリンに励みたいと強く思いました。
ピアノコース短期留学
ブダペスト・ウィーン(18名)
2018年2月、18名がブダペスト・ウィーン研修旅行に参加し、ブダペストではリスト音楽院のシャンドール・ファルバイ教授、ジョルジュ・ナードル教授の素晴らしいレッスンを受講しました。またウィーンでは演奏会に出演し、地元の方々と交流の機会を得ることができました。オーケストラやオペラの鑑賞等、学生達にとって世界を感じる良い機会となったようです。
ピアノコース短期留学
ブダペスト・ウィーン(20名)
2017年2月、20名がブダペスト・ウィーン研修旅行に参加し、ブダペストではリスト音楽院のイェネ・ヤンドー教授、グヤーシュ・マルタ教授の素晴らしいレッスンを受けました。またウィーンでは演奏会に出演し、地元の方々と交流の機会を得ることができました。オーケストラや室内楽の鑑賞等、学生達にとって世界を感じる良い機会となったようです。
ミュージカルコース短期留学
ロンドン(20名)
2017年のロンドン研修では、パイナップル・スタジオで、ジャズダンスやバレエ、コンテンポラリー、ヨガなど多岐に渡るジャンルのダンスレッスンを受け、また、世界中に教え子のいるアン・マリー先生のヴォーカルレッスンを受けました。ベルティング発声法や呼吸法のレクチャーなど基礎からしっかり教えていただき、声の新たな一面を見つけることができました。
また、研修初日には参加者全員でミュージカルを観劇します。なかなか日本では上演されていない作品を観ることができるのも、この研修旅行の楽しみの一つです。学生達は自由時間になると意欲的に観劇に出かけ、1週間に7作品を観る強者もいます。
海外研修旅行は、この多彩で充実したプログラムにより、本場で本物の空気を身体と心で感じられる貴重な体験となっています。
ミュージカルコース 短期留学
ニューヨーク(40名)
ジャズコース 短期留学
ニューオリンズ(11名)
音楽・音響デザインコース 短期留学
北京(4名)
北京市の中国音楽学院で開催された「東アジアコンピュータ音楽交流コンサート&レクチャー」に学生4名、教員1名が参加しました。この研修のために制作したコンピュータ音楽作品を各々が発表し高い評価をいただくことができました。また他国の学生の作品や教員のレクチャーから大きな刺激を受け、さらに故宮博物院や天安門広場の壮大な景観や本場の火鍋料理を楽しみ大変実りのある海外研修となりました。
バレエコース 短期留学
ニューヨーク(9名)
ニューヨークのアメリカン・バレエ・シアター付属ジャクリーン・ケネディ・オナシススクールにて、約1週間の研修を行いました。世界有数のバレエ団の稽古場で、校長のフランコ・デ・ヴィータ氏の監修による素晴らしい教授陣から指導を受けることができ、学生たちが真剣に学ぶ姿勢は高い評価を受けました。ニューヨーク・シティ・バレエ団のバランシンプログラムも鑑賞し、楽しく、貴重な体験となったようです。
弦楽器コース 演奏旅行
ハンガリー(25名)
人との交流や建物・景色・雰囲気などを肌で感じ、多くの刺激を受けました。リスト管弦楽団の先生方と共に演奏していく中で、楽譜に書いてあることだけでは表現しきれない部分を先生方の弾き方や動き、呼吸を見ることで学ぶことができました。音楽の奥深さを改めて感じられる研修旅行でした。
ミュージカルコース 短期留学
ロンドン(29名)
ロンドンのパイナップルスタジオでは、全体で行うヴォーカルレッスンの他に、ジャズダンスやバレエなど様々な授業を自由に受けました。いつもとは違う環境で行うレッスンは、これからの学びに役立つことばかりでした。自由時間には、ミュージカルを観劇し、大がかりな舞台装置や迫力のある歌や演技の技術などに圧倒されました。
ジャズコース 短期留学
ニューヨーク(17名)
NYは多くの一流ミュージシャンが棲む、ジャズのメッカです。昨年度はJim McNeely (Tb, comp, arr)、Steve Willson (sax)をはじめとするNY屈指のミュージシャン達によるマスタークラスの他、ヴィレッジ・ヴァンガード、アポロ・シアター、ゴスペル・クワイアのライヴ鑑賞など盛りだくさんの内容でした!
ピアノコース 短期留学
ウィーン(19名)
毎年恒例のウィーン研修旅行。ウィーン国立音楽大学のマーティン・ヒューズ教授、マインハルト・プリンツ講師の素晴らしいレッスンを受け、学生達は多くのことを学んだ模様です。また今回も2つの会場で演奏会に出演し、地元の方々と交流の機会もあり、貴重な体験となりました。
ベルギー 演奏旅行
ファンファーレオルケスト(44名)
ファンファーレオルケスト発祥の地であるベルギーを訪問。アドルフ・サックスの生誕200年を記念したイベントで演奏会を行ったり、数々の名演が繰り広げられた王立モネ劇場の客席で歴史の息吹を感じました。
ロック&ポップスコース 短期留学
シラキュース大学(19名)
ニューヨーク州のシラキュース大学への研修旅行では、アンサンブルの授業やレコーディング、学内イベントに参加させてもらった上に、シラキュース市内のライブハウスで学生バンド同士のコラボレーションも行いました。
学生たちは数名ずつシラキュース大学の学生や講師の家にホームステイさせてもらい、通常の旅行では体験できないリアルなアメリカに触れてきました。
ピアノコース 短期留学
ジュリアード音楽院 特別研修(5名)
世界でもトップレベルと称されるニューヨークの音楽学校「ジュリアード音楽院」の特別研修に、選抜学生5名が参加しました。これは本学の学生のために用意されたもので、プライベートレッスンに加え、ソルフェージュ、アンサンブルなどの授業の参観、ジュリアード音楽院の講師や学生によるコンサートへの招待など、非常に充実した内容でした。
シンガポール 交流演奏旅行
グリーン・タイ ウインド・アンサンブル(16名)
発展目覚ましいシンガポールの吹奏楽団「West Winds」のコンサートに参加し、全プログラムを合同で演奏、大盛況でした。ほかにNAFA(ナンヤン音楽大学)やNTU(ナンヤン理工大学)の吹奏楽団とも交流。海外の人たちと音楽を通じて触れ合うことで、国際的な視点を持つことができました。あたたかな人柄やシンガポールに魅せられて、帰国後も再び訪れた学生たちもいるほどです。