M Lab の特徴的な施設は4階の「M-STUDIO」で、2層吹き抜けの天井高は6mを超えます。クロマキー合成を含むさまざまな撮影やライブ配信に対応しています。洗足学園のメディアの発信の中心となることを期待し「Media Laboratory」、通称「エムラボ」と命名されました。
メディアアーツコースの授業や各種イベントで使用される撮影スタジオです。グリーンバックやアールホリゾントなどの撮影環境を備え、さらに7mを超える映写用スクリーンを設置し、映画館のような上映会が実施可能です。なお、「M」は Media あるいは Movie をイメージしています。
音響卓が設置され、DOLBY ATMOS(7.1.4) に対応した学修が可能なMAスタジオです。このスタジオで再生しているコンテンツを M-STUDIO で同時に再生することができ、M-STUDIOと一体で使用することが可能です。なお、「S」は Surround あるいは Sound をイメージしています。
S-STUDIO に併設され、ガラス越しでアイコンタクトを取ることもできるレコーディングブースです。ナレーションや楽器の音、そして効果音の収録などに幅広く活用できます。
M-STUDIO の音響、照明、映像出力のすべてを集中的にコントロールする部屋です。1Fのエントランス、4Fのラウンジに映像を送ることも可能で、この部屋を通じて M Lab のコンテンツを管理しています。
2階には音楽・音響デザインコースのレッスン室が7部屋あり、作編曲分野の個人レッスンが行われます。プロスペックのモニタースピーカーや最新の音響機器が導入されており、ミックスダウンやマスタリングの工程まで学ぶことができます。また、Dolby Atmos(7.1.4ch)の制作環境が導入されたレッスン室もあり、近年注目されている空間オーディオのコンテンツ制作や研究を深めることができます。
3階にはメディアアーツコースの教室が6部屋あり、DP教室とPC教室の2つのタイプがあります。DP教室は4K, 27inch のディスプレイが設置された教室で、学生のノートPCを接続して編集しやすい環境を整えることができます。PC教室はメディアアーツコースの学生が所有していない可能性のあるソフトウェアを利用できるパソコンが設置された教室です。
2階には音楽・音響デザインコースと音楽環境創造コースの教室がそれぞれ2部屋ずつあります。音楽・音響デザインコースの教室ではDTMからメディア・プログラミングまで幅広い授業が行われ、学生はノートPCとDTM関連の機材を接続して使用します。
3階にはメディアアーツコースの学生同士で話し合うことができる会議室が3部屋設置されています。2階にも同様の会議室が設置されており、こちらは大学院の研究室としても利用されています。
4階には事務室としてメディアアーツオフィス、およびオンラインスクールオフィスがあります。