12月14日(土)に、冬の邦楽演奏会をシルバーマウンテンにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。
学部生のみならず大学院生の成果発表の場も兼ねている演奏会であり、また現代邦楽研究所の総合コースの合奏授業で研鑽を積んでいる研究生も出演し見事な演奏を披露しました。篠笛と打楽器によるオープニング・パフォーマンス→箏二重奏→琵琶二重奏→三味線&箏の二重奏→箏二重奏→大合奏と並ぶプログラムをお楽しみいただきました。
公演名:冬の邦楽演奏会
日時:2024年12月14日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:
学生:林彩葉 張梓豪 李覃琛 郭雅文 川田健太 小松千英 鄭啓源
現邦研 研究生:碓井由希子 磯部桐笛
講師:吉原佐知子 川嶋信子 野澤佐保子 野澤徹也 冨田慎平 大河内淳矢
プログラム:
<篠笛&打楽器>
「里の祭」(作曲:石高琴風)
<箏二重奏>
「さらし風手事」(作曲:宮城道雄)
<琵琶二重奏>
「春の宴」(作曲:鶴田錦史)
<三味線&箏 二重奏>
「間奏曲 – 三絃と十三絃のための」(作曲:川崎絵都夫)
<箏二重奏>
沢井忠夫作曲『百花譜』(作曲:沢井忠夫)
<大合奏>
「冬の一日・パート2」(作曲:長澤勝俊)
現代邦楽コースの特色は下記の3つです。
・派を超えて、古典から現代作品まで、様々な様式の作品に取り組む。
・和楽器だけでなく、あらゆる楽器とコラボレーションする。
・演奏者としてだけでなく、教育者として必要な知識も習得する。
現代邦楽コースは、口伝を基本としてきた日本の伝統音楽ですが、グローバルな現代社会において、多様性と即応性を持ち、より深く、広くその魅力を伝える演奏家を育てることを目標としています。そして今回のような演奏会や邦楽ミュージカルなど様々な演奏機会で演奏経験を積み重ねています。洗足学園音楽大学では、学生が授業やレッスンで学んだ成果を発表する「場」を今後もできるかぎり多く提供していきます。