今回は音楽環境創造コースの授業「照明」のグループレッスンをご紹介します。
この日は学年ごとに分かれて作業を行っていました。
レッスンの担当教員である照明の瀬戸あずさ先生に、授業についてお話を伺いました。
瀬戸 あずさ先生
音楽環境創造コースのグループレッスンは、授業で教える内容が各先生の采配に委ねられています。先生がどのジャンルの公演を担当しているかによっても、使用する調光卓や授業の内容は変わります。私のクラスは、学内の演奏会で学生たちが習得したことを披露する機会が多いこともあり、前期・後期各15コマの内を「学内の演奏会に参加」と「実技をレクチャーする」に分けて半分半分のウェートで授業を行っています。 |
また、この授業を履修している学生さんにもコメントを伺いました。
3年 武田 弓果さん
レッスンでは知識と技術を冷静に、根気強く教えて下さいます。どれだけ質問しても全部丁寧に返してくれるのが本当にありがたいです。照明の専門的な知識から、舞台に関わる上でのコミュニケーションや礼儀まで幅広く教えてもらってきました。 |
音楽環境創造コースでは、音響、照明、制作、配信のスタッフを目指して「音響&制作」「照明&制作」「音響&配信」のように、2つの分野を同時に学んで行くことが出来ます。
声楽、声優アニメソング、バレエ、クラシック、ミュージカル、ロック・ポップスなど様々なジャンルのスタッフワークを学ぶことができるのは洗足学園ならではの特徴です。洗足学園音楽大学には音楽環境創造を含めて19のコースがありますが、お互いに連携しながら新たな挑戦を続けています。コース間連携により舞台の出演やスタッフワークについて学生は在学中にたくさんの経験を積みながら表現力を磨いています。今後も様々な発表の場を用意し、プロフェッショナルな音楽家、舞踊家、音響、照明、制作、配信のスタッフ等の育成を目指してまいります。