10月28日(月)ピアノコースの4名が、ドイツ国立デトモルト音楽大学教授で数々の国際コンクールで受賞されているヤコブ・ロイシュナー先生による特別レッスンを受講しました。
ロイシュナー先生は、ヘルムート・バルト、ミッシェル・ベロフ、コンラート・エルザー、レオナルド・ホーカンソン各氏に師事。ベートーヴェン(ウィーン)、ヴィオッティ(ヴェルチェッリ)、シューベルト(ドルトムント)、モーツァルト(ザルツブルク)、リーツ、モンツァ、ドイツ音楽コンクール等の国際コンクールで受賞されています。ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパ各国やアメリカ、日本、中国などで演奏活動をされており、シュレスヴィヒホルスタイン音楽祭をはじめとするドイツ国内、およびフランス、デンマーク、ノルウェーで開催される多くの国際音楽祭に招かれて定期的に出演されています。2014年よりデトモルト音楽大学教授に就任され、ヨーロッパ各国、日本、中国、韓国で定期的にマスタークラスを開催されています。
ロイシュナー先生は、受講生の演奏について、全体的な演奏の印象、課題、強弱、手首の使い方などを含め改善すべき点を的確に指摘していただき、細かく丁寧に模範演奏をされながら、ご指導いただきました。通訳は、久保田早紀先生にご対応いただきました。
受講した学部1年生川崎舞珠明さんにコメントをいただきました。
PPP(ピアノ・プロフェッショナル・パフォーマンスクラス)在籍生
私は海外の先生のレッスンを今回初めて受講しました。フレーズを長く取ることと、ピアノから伸びのある音の出し方を教えて頂きました。先生の暖かく響きのある豊かな音を間近で聴くことができ、楽曲のイメージを身体全体で感じる事が出来ました。とても大きな学びのあるレッスンを受講させて頂き、感謝しています。 貴重な機会をありがとうございました。 |
洗足学園音楽大学ピアノコースでは、基礎力養成のための実技レッスンに加え、ピアノ二重奏や他楽器との室内楽の演奏機会、さらなる演奏技術と表現力の向上のため学内コンクールやオーケストラとの共演などの豊富な演奏経験を積むための「場」を数多く提供しています。さらに、今回のような特別レッスンの講師として世界でご活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。