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アレクサンドル・シャボ先生のクラリネット マスタークラスを開催しました。

2024.09.24

8月30日(金)にアレクサンドル・シャボ先生のクラリネットマスタークラスを開催しました。

 

アレクサンドル・シャボ先生は、パリ地方音楽院及びヴェルサイユ地方音楽院で教授を務められております。 「クワチュオール・ヴァンドーム」のメンバーとしてもご活躍され、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団で8年間ソリストとして活躍した後、2004年からはパリ・オペラ座管弦楽団(パリ国立歌劇場管弦楽団)でクラリネット首席奏者を務められています。

 

マスタークラスではクラリネット専攻の7名が、シャボ先生から表現力向上のポイントを丁寧にご指導いただきました。また、マスタークラスの最後に、シャボ先生にロッシーニ「セヴィリアの理髪師」の主題による変奏曲の模範演奏を披露していただき、参加した学生は多くのヒントを得ることができました。なお、通訳:郡 尚恵先生 ピアノ伴奏:鈴木 由紀子先生. 進行:大浦 綾子先生にご担当いただきました。

 

進行を担当された大浦 綾子先生からコメントをいただきました。

今日は素晴らしいマスタークラスでした!
的確な指摘で学生たちがどんどん変わって行き、最後にご自身の素晴らしい演奏を披露してくださいました。台風のせいか聴講生が少なかったのが少し残念でしたが、今日受講・聴講した学生は間違いなくたくさんの事を得たと思います。
企画してくださり、本当にありがとうございました。

 

3年生の井口一紗さんからもコメントをいただきました。

このたびは貴重な経験をさせて頂きました。音色の変化や音程のコントロール、様々な替え指を教えていただいて勉強になることばかりで、特にMozart協奏曲のレッスンではスコアを見ながら音楽を作っていく様子が衝撃的でした。最後にシャボ先生の素晴らしい演奏をご披露いただき、技術的に難しい部分でもしっかりと音楽を表現されたことと、音色を自由自在に表現されていることが本当に素晴らしかったです。今回の経験を今後に活かせるよう努めたいと思います。素晴らしい機会をありがとうございました。

 

洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。