5月になり今年も、カレッジセンターのバラが見頃になりました。

学生や教職員、そしてコンサートで来場された方も写真を撮られています。

日本古来のバラは、バラの原種の一つ「ハマナス」とされていますが、明治時代以降、輸入された西洋バラが現在のバラの人気につながっています。

明治時代を代表する文学者の正岡子規も、梅雨の雨に濡れても咲いているバラの魅力を詠んでいます。
たまたまに窓を開けば 五月雨にぬれても咲ける薔薇の赤花　　正岡子規

ばら、バラ、薔薇など色々な表記がありますが、「薔薇」という字は中国から来た言葉で「垣根に植えられたつるのバラが風にそよいでいる様子」を表しているそうです。バラが風にそよいでいる様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

洗足学園音楽大学のキャンパスでは、1年を通じて季節の植物や行事がキャンパスライフに彩を添えています。