8月9日(水)に、デイヴィッド・マッカテリ先生によるバレエクラスとヴァリエーションクラスのマスタークラスを開催し、バレエコースの学生15名が受講しました。
デイヴィッド・マッカテリ先生は、グルジア出身のバレエダンサーです。15歳のときローザンヌ国際バレエコンクールで入賞、奨学金を得て英国ロイヤルバレエ学校へ入学。卒業後は、バーミンガムロイヤルバレエ団に入団、その後、オランダ国立バレエ団、ヒューストンバレエ団にてソリストとして活躍。2003年英国ロイヤルバレエ団にファーストソリストとして移籍、2007年プリンシパルに昇格、王子役を得意とする。現在は、ゲスト講師としてオランダ国立バレエ団、ロイヤルバレエ団、ボルドー国立バレエ団などに招かれており、2016年世界最大のバレエ団オーディションイベント「Grand Audition」を主宰。「Youth America Grand Prix」の審査員も務め、「D&D ArtProductions」の創設者です。
マスタークラスでは、受講生の表現力を向上させるため、基本レッスンにプラスしてマクミラン振付『ロミオとジュリエット』のジュリエットのヴァリエーションを取り上げてくださり、熱心に指導していただきました。受講生はマスタークラスを通じて多くの学びを得ることができました。なお、通訳はバレエコースの安達悦子先生、伴奏は洲合絵里名さんにご対応いただきました。
受講した4年生の石塚友萌子さんにコメントをいただきました。
今回マスタークラスを受け、まず上体の付け方が足りないこと、基礎をもっとしっかりしないとパからパへの間の動きがスムーズにいかないことなど、自分に足りないものがたくさん見つかりました。 |
バレエコースは、クラシック・バレエの正確で美しい動きやテクニックを身に付け、さまざまなスタイルの踊りにも対応できるバレエダンサーを目指せるよう、自由度の高いカリキュラムが特徴です。必修科目はバレエ研究のみで、学生の興味とニーズに合わせて、様々なジャンルのダンスの実技科目、音楽理論の講義科目、舞踊史や解剖学などダンス関係の講義科目などを履修できます。そして、オーケストラの生演奏による前期公演・冬の本公演など本格的な舞台を数多く経験できることが魅力です。
バレエコースは、今後も世界で活躍されているバレエダンサーによるマスタークラスや、様々な発表の場を用意し、プロフェッショナルな舞踊家の育成を強力にバックアップしてまいります。