洗足学園音楽大学ダンスコースでは前期と後期の年4回のダンス公演を定期的に実施しています。
第一線で活躍する講師陣の指導のもと、「ジャズダンス」「テーマパークダンス」「ストリートダンス」「コンテンポラリーダンス」など様々なジャンルのダンスを学び、ダンスコースの公演や他コースとのコラボ企画に加えて、映画出演、川崎フロンターレの試合会場でのパフォーマンスなど多くの実践を通して専門技術を磨いています。
「第5回 ダンスコース 前期公演」を7月16日(土)に、洗足学園前田ホールで開催しました。全ての学生がダンスコースで学んできた前期の成果を、今回も見事なパフォーマンスで表現してくれました。
本格的なステージに欠かすことができない舞台監督、照明、音響スタッフも、学内の音楽環境創造コースの教員の指導の下、音楽環境創造コースと音楽・音響デザインコースの学生により本格的なステージができあがり、出演した学生たちも本当に感謝しています。今後も他コースと共に、洗足学園音楽大学にダンスコースならではの新たな伝統を育んでいきます。
2名の出演者からコメントをいただきました。
前期公演は、新しく大学に入った1年生の最初の舞台であり、それぞれの学年も変わっているので、新鮮ながら緊張感があります。
私は4年生になり、後輩にわからないことを教えるのはもちろん、リハーサルの準備から舞台上でのマナーなど、ダンスではない部分を教えるのに苦労しました。特にオープニングは全学年が出演するので、練習の流れや舞台裏での行動などまとめるのが難しかったです。その分、今までに劣らない作品になったと思います。
今回の前期公演での練習は、基礎レッスンも多くあり、4年間学んできた自身のダンスを一から見直す機会になりました。そのため、ただ振り付けの練習をするだけでなく、一つ一つのステップを確認し練習することによって、いつもより丁寧に踊ることができました。
そして、ある作品では、ジャケットに布を縫い付けオリジナルの衣装を製作しました。自分で作ったので思い入れがあり、衣装を着て踊るのが毎回楽しかったです。
またどの作品もこだわりのある衣装で、見ているだけで勉強になります。
ダンスのみならず、様々なことまで意識し学んだ公演になったので、これらを活かして後期公演はさらに良いものにしたいです。
洗足学園音楽大学に入学して初めての公演は、とても特別な公演でした。
舞台に立って踊ること自体がとても久しぶりで、前日のリハーサルから緊張していました。それは決して嫌な緊張ではなく、楽しみという気持ちに近いものでした。
公演当日、オープニングナンバーが始まるのを舞台袖で待っていて、音楽が始まり、暗転の状態からステージが青い照明で照らされる瞬間を見て鳥肌が立ちました。早く舞台に出て踊りたいと思いました。ステージに出て踊り始めた瞬間、緊張はほぐれ、とても気持ちよく楽しく踊れました。グループのみんなと一体感を感じ、今回の公演に向けて頑張ってきたことを踊りに出せた気がします。
踊っていた時だけでなく、ステージ袖に向かう前の楽屋で同期達と応援し合った時、踊り終えた後ステージ裏で同期や先輩方と喜び合えた時がとても幸せでした。ステージの上だけでなく、お客さんに見られていないところでみんなが努力を惜しまないで頑張ってきたからこそ楽しめた舞台なのかなと思います。
毎週クラスのみんなとの公演の練習がひたすら楽しく、もう次の作品に進むと考えると少し名残惜しいですが、次の公演は前期公演よりも更に飛躍した公演に出来るよう、練習に励みつつ楽しみたいと思います。
今後の大学生活で公演はたくさんあり、まだまだ知らないことばかりですが、引き続きダンスコース全体で、自信を持って踊れる舞台を創り上げられるように頑張りたいです。
指導陣:(敬称略)
コース統括責任者:井口 美穂
監修:前田 清実
振付・指導:
【ジャズダンスクラス】
前田 清実
舘形 比呂一
岩﨑 多賀子
田之上 桃慧
林 七重
平田 有美
八子 真寿美
米島 史子
【ストリートダンスクラス】
KEITA TANAKA
ERIKA
KATSUYA
TERARIE
TOMOMI
Meg
YuuKi
【テーマパークダンス&ジャズダンスクラス】
河内 達弥
吉川 哲朗
笠原 萌
【コンテンポラリーダンスクラス】
安藤 洋子
竹内春美
〔スタッフ〕
舞台監督: |
八木 清市 |
照明: |
岡田 勇輔 |
音響: |
齋藤 粋生 音楽・音響デザインコース学生 音楽環境創造コース学生 |
カメラマン: |
中村紋子 |
アカデミックコーディネーター:やの ちえみ
ダンスコース助手: |
アネット 光枝 石川 まみ 西村 京一郎 |