スイス出身のユーフォニアム奏者トーマス・リューディ(Thomas Rüedi)先生のビデオ・マスタークラスを実施しました。
リューディ先生はソロやオーケストラでの演奏や作編曲の他に教育活動にも熱心に取り組まれており、スイスのベルン芸術大学教授、ルツェルン音楽大学教授、英国王立ノーザン音楽大学客員教授をされています。今回、洗足学園音楽大学管楽器コースのユーフォニアム専攻の学生向けにマスタークラスを実施していただきました。時差やお互いの通信環境を踏まえ、今回は事前提出のビデオに対してレッスン動画を作成していただきました。
5名の受講生が12月下旬に撮影したビデオをリューディ先生に提出し、1月中旬にレッスン動画をご返送いただきました。リューディ先生からは一人一人に対して大変丁寧かつ的確なアドバイスを頂き、音楽に対する素晴らしいアイデアをふんだんに享受することができました。先生の温かいお人柄と音楽に真摯な姿勢は動画越しにも十分感じられ、また、その音楽溢れる実演に、受講生たちは終始魅了されている様子でした。
洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験積み重ねています。さらに、今回のようなオンライン特別レッスンの講師として世界でご活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。