1月19日（水）、The Lawn 音楽堂にて和太鼓の野外演奏を行いました。
演奏時は曇り空の下、気象情報サイトの高津区の気温は6.8度と寒さを感じる中でしたが、「鼓弾」に所属する打楽器コース4年生の4名が半袖のTシャツ姿で元気に桶太鼓の熱い演奏を披露しました。

太鼓の音は遠くまで聞こえるので、今回は事前にサウンドチェックを行った上で近隣のみなさまに配慮して控え目な打ち方で演奏しました。それでも、太鼓の独特の音色は体に心地よく感じられました。和太鼓を打つ音だけでなく、所作や声など和太鼓演奏における全ての魅力を幅広く知ってもらうため、卒業を控えた4年生で最後に演奏したいというのが今回の演奏目的でした。その狙い通り4年生らしく、気合の入った声、見事な所作とバチさばきで躍動感あふれる和太鼓の演奏をしてくれました。

ステージ前に広がる芝生では観客の学生も寒空の下でランチを食べながら和太鼓の演奏を楽しんでいました。大学の後期の授業は先週で終了し、学年末試験の時期のため観客もまばらでしたが4人は元気な音をキャンパスに響かせてくれました。演奏終了後には演奏を聴いてた学生、教職員から大きな拍手が送られました。

洗足学園音楽大学では、学生の演奏機会を確保するために解放感あふれる野外ステージも活用しています。今後も、学生が授業やレッスンで学んだ成果を、自主的に主体性を持って発表する「場」をできるかぎり提供していきます。

The Lawn 音楽堂についてはこちらもご参照ください。