洗足学園音楽大学ミュージカルコースのオリジナル邦楽ミュージカル10周年記念公演『恋娘近松合戦!』が終演しました。
現代邦楽コース&大学院和楽器専攻による邦楽器チームとのコラボ公演でもある邦楽ミュージカルは、今回10周年記念公演を開催しました。今までに、脚本中屋敷法仁先生、演出倉迫康史先生、作曲篠原真先生という体制で、2011年第1 作目「恋娘近松合戦!」、 2014年第2 作目「夏花火♡恋名残」、2018 年第3 作目「三人娘☆恋仇討」3作品を新橋演舞場や明治座を含めて上演してきました。
10年前、当時の現代邦楽研究所代表、西潟昭子先生からのお声がけにより、邦楽器と洋楽器の混成オーケストラ、ストーリーは江戸時代、そしてポップでエネルギッシュなオリジナル作品、という3つの条件で誕生したのが第 1 作目の「恋娘近松合戦!」でした。
そして10周年の今回は、昨年完成したミュージカル専用劇場「CINO」で、再び原点に帰り1 作目を、倉迫康史先生による新演出ヴァージョンで、座組一丸となり連日稽古に励んで上演しました。
公演のアーカイブは下記からご覧いただけます。
11月27日公演
https://youtu.be/uIGc65m9evQ
11月28日公演
https://youtu.be/kxiMcXJyhJ8
洗足学園音楽大学のミュージカルコースでは、在学中にたくさんの経験を積み、将来プロフェッショナルな舞台人になるよう育って欲しいという願いから、様々な発表の場を設けていますが、中でもこの邦楽ミュージカルは、多彩なコースの存在する洗足学園ならではのオリジナル公演です。今後も様々な発表の場を用意し、プロフェッショナルな舞台人の育成を目指してまいります。